マイクロソフトが、6月17日にパッケージ版を発売する次期Office「Microsoft Office 2010」のイメージキャラクターとして「冴子先生2010」を起用した。
「冴子先生」は、Office製品のヘルプ機能のひとつである「Officeアシスタント」として、Office 2003まで登場していたキャラクター。冴子先生2010は、今回の最新Officeのキャンペーンのために特命を受けた実在の人物。キャンペーンは「冴子先生2010の、2010人Officeの旅」と題されたもので、全国各地でセミナーやイベントを開催し、合計で2010人の参加者に、「Office 2010って、いいね」と言ってもらうことを目指すのだという。
その冴子先生2010の初授業が、4月25日に東京新宿のマイクロソフト本社で行われた。
授業前にはバッチリ特訓! でも……
会場の拍手に迎えられて登場した冴子先生2010は、「はじめまして、冴子2010です。今日は初めてのデモで緊張していますが、よろしくお願いします!」と挨拶。早速、「Excel 2010」や「PowerPoint 2010」などの機能を約15分にわたりデモンストレーションした。
実は冴子先生2010、「これまではWordぐらいしか使ったことがなかった」とのことで、今回のセミナーにあたっては、マイクロソフト、インフォメーションワーカービジネス本部Office製品マーケティンググループのエグゼクティブプロダクトマネージャである飯島圭一氏による特訓を受けて臨んだ。
PowerPointの説明の際に、映像ファイルを開くところで、音声ファイルを開けてしまうという、初々しさを感じさせる講師デビュー。冴子先生2010はセミナー終了後、「頭の中が真っ白になった。それまではリハーサル通りだったけれど、そこから先は崩れてしまいました」と、笑いながら振り返っていた。自己採点は「40点」と厳しめだ。