マカフィー、企業向けファイアウォールアプライアンス新版を6月に提供

吉澤亨史

2010-05-14 15:41

 マカフィーは5月13日、企業向けのファイアウォールアプライアンスである「McAfee Firewall Enterprise」の新版を提供する予定であることを発表した。提供開始は6月頃になるという。

 新版は、従来のファイアウォール技術では実現できなかったアプリケーションの可視化を可能にしたという。これにより、幅広いウェブアプリケーションを識別、管理できるようになり、セキュリティ管理者は容易にポリシーを施行できるようになるとしている。

 リアルタイムの保護を実現するクラウドベースの技術である「Global Threat Intelligence」を活用することで、管理者はウェブアプリケーション関連のリスクに関する最新の情報を入手できるようになるという。新たに搭載する予定の「ユーザー認識機能」で企業のセキュリティポリシーにあわせたネットワーク対策を実現できるとしている。ユーザーとアプリケーションの情報を緊密に関連付けて可視化できるため、活動の監視も容易に行えるという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]