マカフィーは5月13日、企業向けのファイアウォールアプライアンスである「McAfee Firewall Enterprise」の新版を提供する予定であることを発表した。提供開始は6月頃になるという。
新版は、従来のファイアウォール技術では実現できなかったアプリケーションの可視化を可能にしたという。これにより、幅広いウェブアプリケーションを識別、管理できるようになり、セキュリティ管理者は容易にポリシーを施行できるようになるとしている。
リアルタイムの保護を実現するクラウドベースの技術である「Global Threat Intelligence」を活用することで、管理者はウェブアプリケーション関連のリスクに関する最新の情報を入手できるようになるという。新たに搭載する予定の「ユーザー認識機能」で企業のセキュリティポリシーにあわせたネットワーク対策を実現できるとしている。ユーザーとアプリケーションの情報を緊密に関連付けて可視化できるため、活動の監視も容易に行えるという。