6.Nouveauドライバ
わたしは、10.04でNVIDIAのプロプライエタリドライバが置き換えられるというのを聞いて、非常に楽しみにしていた。しかし、その性能にはがっかりさせられた。実際、Nouveauドライバはプロプライエタリのドライバに比べ、あまりにも性能が劣るので、わたしはNouveauドライバがもう少し成熟するまで元に戻すことにした。
7.新しいロゴ
わたしは右の肩にUbuntuのタトゥーを入れている。そして、これは古いロゴだ。今回、Ubuntuはロゴを新しくしたが、新しいテーマと同じで、わたしはこれが気に入らない。これが重箱の隅をつついているように見えることはわかっているが(この記事の導入文を読んで欲しい)、ロゴはブランドであり、残念ながらブランドは重要だ。多くの読者はこの議論にはあまり意味が無いと思うかも知れないが、妥当性があるのだ。これは、Microsoft Windowsのロゴのようなものだ。誰でも知っていて、どこにでも登場する。プロフェッショナルであり、すぐに見分けがつく。Ubuntuのロゴは古いものに戻すべきだ。たぶん、白黒版の方が格好よいだろう。
8.Gwibberの問題
わたしのシステムでは、Gwibberにあまりにも問題が多いので、使うのをやめた。少なくとも今のところは(6月9日時点)。わたしはこれを使ってTwitterに何度も投稿している(その多くは、自分が書いた記事についてだ。興味のある人はjwallenをフォローして欲しい)。しかし今のところ、Gwibberはリソースを食いつぶしているか、Facebookに新しいメッセージが投稿されるたびにポップアップしているかのどちらかであり、これがひっきりなしなのだ。
9.Google Chromeが入っていない
Googleを次のMicrosoftだと考える人が多いのも知っている。しかしLinuxに、Google Chromeほど高速なブラウザが他にないということは認めざるを得ない。そのうちに、デフォルトの状態でGoogle Chromeを持つLinuxディストリビューションが登場し、その高速さに多くの人が驚く日が来るだろう。UbuntuはそれにふさわしいOSだ。
10.ウェルカム画面がない
これは、わたしがいつもUbuntuの上層部を批判している点の1つだ。Ubuntuは新しいユーザー向けのLinuxディストリビューションだと謳われているのに、未だにウェルカム画面がない。Windowsを初めて立ち上げると、質問がないかと尋ねるウィンドウが表示される。そして、助けが必要な時にどこを見るべきかを教えてくれる。Linuxにこそ、絶対にこれが必要だ。これを実現するのはまったく難しくない。この記事を読んだ読者は、できるだけUbuntuにはウェルカム画面が必要だという声を上げて欲しい。嫌な人は、「起動時にこの画面を表示しない」というチェックボックスを外せばいいだけのことだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。