日立電子サービス(日立電サ)は7月26日、中堅、中小企業向けに、IT機器やソフトウェアの調達、保守、問い合わせサポートを一括支援するソリューション「Make IT Simple」の提供を開始した。
同ソリューションは、「安心サポート」「サポート窓口一本化」「ITコスト低減」をコンセプトに、 日立電サが選定した商品とサポートをパック化したワンストップソリューション。同社の運用、保守サービスでの経験、技術、インフラおよび全国320拠点のサポート体制を活用し、メーカー各社が販売する「市場認知度が高く、かつコスト競争力のあるオフィスIT機器やソフトウェア」と「日立電サのサポートサービス」をパック化したものだという。
Make IT Simpleが提供する商品は、日本ヒューレット・パッカード、デル、レノボ・ジャパン、日本エイサーの各社PC、シトリックス・システムズ・ジャパンの「XenApp」および「XenDesktop」による仮想化環境、京セラミタの「マルチファンクションプリンタ(複合機)」、そのほか資産管理ソフト、セキュリティ管理ソフト、ネットワーク機器、ストレージなど多岐にわたり、いずれも日立電サによるサポートサービスが付加される。サポートサービスでは、技術問い合わせ代行、操作の説明、ハードウェアトラブルの対応支援などの一括受付窓口となり、ユーザーに代わって各メーカーへ連絡することで、ユーザーの煩わしさを解消し、負荷を軽減するという。日立電サでは、同ソリューションで、初年度売上150億円を目指すとしている。