チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは7月28日、同社のIPSリサーチチームが先頃、ToolTalkデータベース・サーバのパーサに深刻な脆弱性を発見したと発表した。この問題が悪用されると、リモートから任意のコードを実行される可能性がある。
今回確認された脆弱性は、データベースファイルの作成と管理を行うRPCベースのToolTalkデータベース・サーバに存在し、IBM AIXバージョン6.1.3以前、Sun Solaris 10 Sparc/x86以前、HP HP-UX 11.0以前を使用しているすべてのシステムユーザーが影響を受ける。
同社の「IPS Software Blade」および「NGX SmartDefenseソリューション」は、この脆弱性を攻撃するリクエストを検出し遮断できるとしている。