ToolTalkデータベース・サーバに脆弱性--チェックポイント

吉澤亨史

2010-08-02 11:18

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは7月28日、同社のIPSリサーチチームが先頃、ToolTalkデータベース・サーバのパーサに深刻な脆弱性を発見したと発表した。この問題が悪用されると、リモートから任意のコードを実行される可能性がある。

 今回確認された脆弱性は、データベースファイルの作成と管理を行うRPCベースのToolTalkデータベース・サーバに存在し、IBM AIXバージョン6.1.3以前、Sun Solaris 10 Sparc/x86以前、HP HP-UX 11.0以前を使用しているすべてのシステムユーザーが影響を受ける。

 同社の「IPS Software Blade」および「NGX SmartDefenseソリューション」は、この脆弱性を攻撃するリクエストを検出し遮断できるとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]