NTTデータの「BizXaaS」、スミセイ情報のクラウド型業務アプリサービスの基盤に採用

ZDNet Japan Staff

2010-08-10 19:18

 NTTデータは8月10日、同社の企業向けパブリッククラウド「BizXaaSプラットフォームサービス」が、スミセイ情報システムの人事・経理向けパッケージである「皆伝 ! ワークフロー」のクラウド基盤として採用されたと発表した。

 皆伝 ! ワークフローは、会計・人事領域の実績ある業務テンプレートと、柔軟なカスタマイズが可能な点が特長となる業務アプリケーション。経費精算・旅費精算、人事・総務申請、勤務管理の業務ごとにテンプレートを用意し、基幹システムとの連携機能や内部統制上の証跡(ログ)機能も標準で提供しているため、企業のフロント業務の最適化と効率化を実現しつつ、内部統制を強化できるとしている。

 今回、この製品をBizXaaSプラットフォームサービス上でクラウド化することにより、今後内部統制対策が求められる中小企業マーケットに向けてより導入しやすいソリューションとして提供できるようになったという。このサービスは、スミセイ情報システムから「皆伝 ! LE Works on BizXaaS」の名称で、9月より提供が開始される。

 今回の採用にあたっては、BizXaaSプラットフォームサービスの信頼性の高さ、アプリケーションの迅速なクラウド化に対応する環境が整備されている点などが評価されたという。ワークフローエンジンとして、NTTデータイントラマートの「intra-mart」を基盤とした「BizXaaSプラットフォームサービス バックオフィスワークフローサービス」を採用することで、皆伝 ! ワークフローの特長である柔軟なカスタマイズや基幹システム連携機能を損なわずに、短期間でのクラウド化対応を実現したとしている。

 両社では、同サービスで2011年度までに利用先ユーザー数2万5000人を目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  2. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  3. セキュリティ

    セキュアな業務環境を実現する新標準「Chrome Enterprise Premium」活用ガイド

  4. セキュリティ

    失敗しない「脱PPAP」とは?主要ソリューション5つを徹底比較してわかった勘所

  5. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]