クリアスウィフトは12月16日、企業向けセキュリティソリューションの最新版「CLEARSWIFT SECURE Email Gateway 3.2.3」と「CLEARSWIFT SECURE Web Gateway 2.2.2」の発売を開始したと発表した。
誤送信や情報漏洩、ウイルスやスパムの対策を総合的に展開するメールゲートウェイの最新版となるSECURE Email Gateway 3.2.3では、メールの本文や添付ファイルに加え、件名もすべて自動暗号化できるようになっているという。ユーザーが宛先を間違えてメッセージを送信しても、受信者はメッセージを開けないだけでなく件名も分からないため、情報の機密性を保つことができる。暗号化機能は、管理者側で統一的、選択的に柔軟にポリシーを設定することが可能としている。
送受信者へ送られる暗号化通知・パスワード通知メッセージを9言語対応とし、JISコード、シフトJISコード、さらにJISコードの「〒」などの一部の特殊文字をサポートするなど、メッセージの対応言語を強化、多国籍企業や日本独自のユーザーニーズを反映したという。参考価格(税別)は、一般企業向けで50ユーザーが36万円からとなっている。
ウェブセキュリティ製品の最新版となるSECURE Web Gateway 2.2.2では、内部のデータベースを強化することでウェブ経由の情報漏洩やウイルスやスパイウェアなどの外部脅威からの防御機能性を高めたという。参考価格(税別)は、50ユーザー60万円からとなっている。
SECURE Web Gateway 2.2.2の発売と同時に、他社製品の利用ユーザーに対し、既存製品の保守費用を考慮した特別価格を、パートナー企業から2011年3月31日までの期間限定で提供するキャンペーンも開始した。