TISは3月17日、東北地方太平洋沖地震の震災支援としてITリソースを6カ月間無償で提供すると発表した。
地震の影響により「自前でのシステム運用が困難である」「震災に関する情報発信の為のIT基盤に影響を受けている」「計画停電の実施による影響を受けている」といった企業や自治体に対し、企業向けPaaS/IaaSの「TIS Enterprise Ondemand Service」を提供する。
今回提供するTIS Enterprise Ondemand ServiceのITリソースは、TISが保有する関西地区のデータセンター「心斎橋 gDC」にあるサーバ設備から主に提供するという。
利用の申込みは、専用のメールアドレス「teos-shien@mbgx.tis.co.jp」あてに必要な情報を送信する必要がある。必要な情報は以下の通り。
- 会社名・自治体名
- 部署名
- 郵便番号
- 住所
- 氏名
- 氏名(カナ)
- 役職名
- 電話番号
- Emailアドレス
- 利用用途(震災による影響の状況など、できる限り詳細な情報)
今回提供するITリソースの内容は以下の通り。
- ネットワーク:インターネット接続
- 仮想マシン:仮想マシン2台分(モデルCompact(SATAディスク))
- CPU:1仮想CPU(2GHz)
- メモリ:1Gバイト
- ディスク:20Gバイト(SATA)
- 利用可能OS:Windows 2003/2008、CentOS 5.3/5.4、(RedhatLinux 4.7/4.8/5.3/5.4)
- ポータルサイト:仮想マシン起動停止などのオペレーション
◇震災関連情報まとめ
【特集:東日本大震災】計画停電・支援・事業継続