「KDE 4」のデスクトップアクティビティを便利に使う - (page 2)

Jack Wallen (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2011-06-15 08:00

 多くのアクティビティを追加することもできる(追加できる数には上限があるが、わたしはまだその上限に達していない)。デフォルトで選択できるテンプレートは、以下の4つしかない。

  • Folder View
  • Newspaper Layout
  • Photos Activity
  • Search & Launch

 だが、「Create Activity」ボタンをクリックして「Templates」を選択すれば、新しいテンプレートをダウンロードできる。新しいウィンドウが開き、ダウンロード可能な新しいテンプレートが表示されるはずだ。現時点では追加できるテンプレートはあまりないが、カスタムテンプレートを作成する人が増えるにつれて、このリストは増えるだろう。空のデスクトップアクティビティを追加し、そのアクティビティに機能やオプションを追加して自前のアクティビティを作ることもできる。

 では、アクティビティの切り替えはどのように行うのだろうか。答えは簡単で、Super+Tabを使えばよい。

 Superキーに馴染みがない人もいるだろうが、このキーはWindowsキーとも呼ばれていると言えばわかるだろう。このキーの組み合わせで、すべてのデスクトップアクティビティが順番に表示される。

 すべてのデスクトップアクティビティを自分の好みに設定し終えたら、再びToolboxアイコンをクリックして、「Lock Widget」をクリックするといいだろう。これで、間違ってアクティビティを変更してしまうのを防げる。

  • 図B

 もう1つの便利な機能は、デスクトップアクティビティを停止して、(再開するまで)アクセスできないようにするというものだ。アクティビティを停止するには、次のようにすればよい。

  • アクティビティペインを開く(Super+Qを押す)
  • 停止したいアクティビティの右上角に表示される、小さな四角をクリックする(図B)。

 アクティビティが停止状態になっていると、アクティビティアイコンの中心に「再生ボタン」が現れる。アクティビティを再開するには、この再生ボタンを押すだけでよく、これで再びそのアクティビティを利用できるようになる。

 以上ですべてだ。信じられないかもしれないが、KDEのデスクトップアクティビティの使い方は本当に簡単だ。多くのユーザーはこのコンセプトを異質だと感じるかもしれないが、実際に使ってみれば、デスクトップを整理し、効率的なものにするために、非常に便利なツールだと感じるはずだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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