マクニカネットワークスとシー・エス・イーは9月27日、Citrix XenDesktopとCitrix XenApp向けのセキュアリモートアクセスソリューションを発表した。両社が実施していたCitrix NetScalerとSECUREMATRIXの連携検証の完了を受けたもの。
企業が拠点分散や在宅勤務を取り入れるのにあわせて、多様な環境や端末で共通の作業環境を実現するニーズが高まっている。シトリックスのデスクトップ仮想化製品Citrix XenDesktopとアプリケーション仮想化製品Citrix XenAppを採用してこうしたニーズに対応する際、リモートアクセスに適合するより強固なセキュリティが求められると両社は指摘する。
両社は、Citrix NetScalerのリモートアクセス機能とシー・エス・イーの提供する本人認証ワンタイムパスワード製品「SECUREMATRIX」の連携動作検証を実施、XenDesktop /XenAppへの2要素認証を1画面で実現した。Active DirectoryとSECUREMATRIXの認証を同一のウィンドウに実装し、ユーザビリティを向上させたという。SECUREMATRIXは認証デバイスを必要としないなど運用面でも利点がある。
収容可能な端末としては、PCのほか業務用途の導入が見込まれるiPadにも対応した。