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法政大学、学内システムをクラウドで刷新--サーバ台数半減、柔軟性強化

ZDNet Japan Staff

2011-11-07 17:57

 法政大学が、学内クラウド環境のための新システム基盤「情報システム2011」を構築、本格稼働を開始させた。仮想化技術を利用し、従来比でサーバやストレージの台数を約50%削減した。また、ITリソースの動的割り当てが可能になるなど、投資効率と柔軟性を向上させた点が特徴。クラウド基盤などを提供した日立製作所が11月7日に発表した。

 情報システム2011は、各種サービスの向上と事務効率の向上、そして大学の競争力向上に寄与するシステムとして構築を進めてきた。2007年に稼働を開始した第1期システム「新情報システム」では、SOAによるシステム設計を行い、複数システムの相互接続に要するセキュリティや運用などの共通ポリシーに基づいて、システム間のデータ連携を実現するウェブサービス連携基盤を構築していた。第2期となる情報システム2011では、さらなる全体最適化を進め、仮想化技術を活用して事務基盤サーバを統合したほか、業務処理量に応じてITリソースをサービス形態で提供する学内クラウドコンピューティング環境を構築した。

 ITリソースの調達に柔軟性をもたせることで、大学院を含む約3万人の学生がアクセスするWeb履修登録期間や成績公開時でも、教務システムのサーバに十分なリソースを割り当ててレスポンスタイムの低下を防ぐことができるとしている。

 情報システム2011は、日立製作所のクラウド基盤「Harmonious Cloud」のプライベートクラウドソリューションを活用して構築された。サーバ環境には、日立のブレードサーバ「BladeSymphony」を採用したほか、仮想化製品として「Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V」を活用した。ストレージ環境には、ミッドレンジディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage 2100」を採用している。

 仮想化技術の採用で、サーバやストレージといった機器を従来比で約50%削減した(台数ベース)ほか、サーバのCPU性能は2.3倍、メモリ容量は1.2倍、ディスク容量は4.9倍に向上させるた。消費電力量は、従来比で約50%削減したという。

 法政大学では今後、業務継続性を目的として、学外へのデータセンター移行を検討していく。

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