日立システムズは1月26日、グループ会社の合併と再編を発表した。システムサービス系の2社を合併するとともに、サポートサービス系の3社を2社に再編する。それぞれ、4月1日に合併・再編する予定だ。
システムサービス系では、いずれも日立システムズの100%子会社であるコンピュータシステムエンジニアリングとクリエイティブソリューションを合併し、新会社として日立システムズエンジニアリングアンドソリューションを設立する。従業員数は約1830人。システム基盤の設計、構築、運用ソリューションや、システムの開発、企画、設計、管理運営などを主な事業とする。日立システムズでは、合併によってクラウド事業の中核を支えるシステム構築、開発、監視、運用事業の体制強化と経営効率の向上を図るとしている。代表取締役 取締役社長には佐藤哲平氏が就任する。
サポートサービス系では、日立システムズのグループ会社である日立システムズ・テクノサービスと、日立フィールドアンドファシリティサービスのグループ会社であるFSテクノサービスを合併させ、新会社の日立システムズ・テクノサービスを日立フィールドアンドファシリティサービスのグループ会社とする。従業員数は約850人で、代表取締役には現日立システムズ・テクノサービス代表取締役の本田和行氏が就任する。
また、日立フィールドアンドファシリティサービスの社名を4月1日付で日立システムズフィールドアンドファシリティサービスに変更する。日立システムズでは、この再編で事業継続計画(BCP)や事業継続管理(BCM)を含めた工事・保守サービス事業の体制強化と経営効率向上を図る。従業員数は約450人、代表取締役 取締役社長には小坂廣武氏が就任する。
日立システムズ自体も2011年10月に日立電子サービスと日立情報システムズが合併して設立された会社。従業員数は1万1325人(2011年10月1日時点、単独)。