三三は10月26日、クラウドの仕組みを使った名刺管理サービス「Link Knowledge」シリーズに、Windows 8に対応したタブレット端末向けのライセンス「Link Knowledge Tablet edition」を追加し、同日から販売を開始すると発表した。Windows 8対応のビジネスアプリも近日提供予定としている。
発表したLink Knowledge Tablet editionは、1人あたり月額2500円の価格設定が特徴。これまで提供していた、名刺管理・共有を主な目的とするGroup editionは月額3500円、営業支援向けのProfessional editionは6500円、エンタープライズ向けのEnterprise editionは1万円。
Tablet editionでは、データ化を含む名刺管理、組織内での共有、ニュース配信、顧客管理などができる。拡販に当たり、従来の直販モデルに加えてパートナー経由の販売を強化する。30社限定で販売パートナーの募集も開始した。
三三は、タブレットへの対応強化により、3年後に売り上げ20億円、導入企業3000社を見込む。企業のタブレット導入における標準的なアプリとなることで、法人向けのクラウド名刺管理サービス事業の収益化を急ぐとしている。