スカパーJSATは1月30日、衛星IPネットワークサービス「ExBirdサービス」に事業継続計画(BCP)向けプランを追加した。2月1日からプレサービスを提供する。
今回のプランは、東日本大震災以降、企業などで進められている大規模災害発生時のBCP対策にフォーカスした。企業の事業継続に不可欠となる音声通話やデータ通信、衛星ネット接続などを組み合わせ、利用しやすい料金体系で提供すると説明する。拠点間のファイル共有、掲示板での安否確認などが可能な専用のポータルサイトと、PCで受信できる緊急地震速報も利用できる。
BCP向けメニュー ○=標準で提供 | 提供サービス | ||||||
内線電話 | 専用ポータルサイト | 拠点間通信 | 緊急地震速報 | ネット接続 | |||
メニュー名称 | 最大通信速度 上り/下り | 税別料金/拠点数 | |||||
B・スタンダード | 256kbps/2Mbps | 9万円 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
B・エントリー | 128kbps/1Mbps | 9万円 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
ExBirdサービスは、2010年4月からサービスを提供している。衛星通信の特長である耐災害性と広域性を活用して、災害時の地上回線のバックアップ網、エネルギーインフラの遠隔制御用回線、デジタルデバイド地域での衛星ネット回線などで活用されている。