三井住友銀行が、業務の効率化と組織間・拠点間コミュニケーションの活性化を図るため、コミュニケーション基盤としてマイクロソフトの「Lync」を採用した。国内の4万ユーザーの利用を見込んだアプリケーション展開を開始している。日本マイクロソフトが7月30日に発表した。
三井住友銀行は、2012年からPCネットワーク基盤を拡充していた。営業基盤、戦略実行のスピード、有力グループ会社群による金融サービスの提供力をそれぞれ強化していくには、グローバル環境におけるコミュニケーションの効率化と活性化が不可欠と考えたという。
生産性の向上と業務の効率化に向けて、在席表示(プレゼンス)とインスタントメッセージング(IM)の機能を活用できるコミュニケーション基盤を構築。展開を始めたとのことだ。
プレゼンス機能の活用により、相手の状態に応じたコミュニケーション方法を選択できるようになる。インスタントメッセージング機能の活用で、電子メールよりも手軽なテキストによるコミュニケーションが可能になることで、メールに集中しがちなコミュニケーションの分散化し、海外を含む遠隔地とのやり取りを効率化する考えだ。