クラウド上でデータを蓄積、分析するサービス「Treasure Data Platform」にあるデータをオープンソースソフトウェア(OSS)で可視化するサービス「SIOS OSSDashboard」の提供を開始した。標準仕様の初期導入設定費用が25万円、専用サイトの月額利用料が1万5千円から。
SIOS OSS Dashboard
クラウドでのデータウェアハウス(DWH)とも言えるTreasure Data Platformは、Amazon Web Services(AWS)上で分散並列処理フレームワーク「Apache Hadoop」を応用したデータ分析サービス。サイオスは2012年10月から販売している。
今回、サイオスが提供するOSS Dashboardは、データをチャートなどに表示するOSSツール「ccchart」を使って、分析結果のレポーティングやKPIのモニタリングを容易になるという。Treasure Data Platformから必要なデータを取り出すための設定サポートや、データ可視化のためのダッシュボード機能をクラウド上で提供し、3日から1週間程度で導入できるようにした。
また、ソースコードをダウンロードして顧客の保有するサーバに導入することも可能であり、既存のデータベースとの連携やダッシュボード機能のカスタマイズなど、ユーザー企業が保有するデータに合わせたシステム構築にも対応するとした。