アカマイとシスコが提携--複数支社にまたがるアプリケーション配信技術を開発

怒賀新也 (編集部)

2013-10-10 19:49

 コンテンツ配信網(CDN)大手のAkamai Technologiesと米Cisco Systemsは米国時間10月9日、協業を発表した。WANとインターネットの双方を活用できる通信環境である「ハイブリッドWAN」で、企業が支社をまたがってアプリケーションを提供しやす くする製品の開発で協業する。

 企業は、散在する全てのオフィスで、パブリックとプライベートの両クラウド上で稼働するアプリケーションを、安定的に利用できるようになる。

 具体的に両社は、コンテンツのキャッシュ技術によりファイアウォールを超えた支社にもアプリケーションを提供できるサービス「Akamai Unified Performance」をルータ「Cisco ISR-AX」に将来的に統合していく。エンタープライズ向けネットワーク製品を共同開発することで、今後WANとインターネットの双方に最適化した製品やサービスを提供していくとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  3. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  4. セキュリティ

    クラウドネイティブ開発の要”API”--調査に見る「懸念されるリスク」と「セキュリティ対応策」

  5. セキュリティ

    5分で学ぶCIEMの基礎--なぜ今CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)が必要なのか?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]