e-Jan、リモートアクセスでサンドボックス活用ソフト--VDIの代替にも

山田竜司 (編集部)

2014-01-22 14:17

 e-Janネットワークスは1月21日、法人向けリモートアクセスサービス「CACHATTO」のオプションソフト「CACHATTO Desktop for Windows」を4月より販売すると発表した。

 CACHATTO Desktopは、WindowsのPCだけでなくタブレットにも対応する。端末にデータを残さずにMicrosoft Officeなどを編集できる。CACHATTOは社内情報の閲覧や承認用途が主体だったが、CACHATTO DesktopではOfficeファイルの編集や作成まで社外で対応できるようになる。Office 2007以降をサポートする。

 CACHATTO Desktopでは、SSLベースの通信を利用してサンドボックス領域と仮想ドライブを生成、サンドボックス内でCACHATTOの「SecureBrowser」やOfficeなどをを実行できる。仮想ドライブにメールの添付ファイルやファイルサーバからダウンロードしたファイルを一時保存、編集して新規作成したファイルや編集後のファイルをメールに添付して送信することもできる。CACHATTO Desktop終了時に領域はすべて消去され、PCにデータは残らない。

 Windowsタブレットは低価格ながらOfficeが付き、軽量かつバッテリも持続することから導入を検討する企業が増加していると説明。CACHATTO DesktopをPCで利用すれば、一般的な仮想デスクトップ基盤(VDI)より低コストに導入でき、VDIの代替用途として利用可能とアピールした。


CACHATTO Desktopの実行イメージ(e-Janネットワークス提供)

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