マイクロソフト、Azureでコンピューティング集中型インスタンス2種類を正式運用

ZDNET Japan Staff

2014-01-31 18:49

 日本マイクロソフトは1月31日、パブリッククラウドサービス「Windows Azure」に、コンピューティング集中型インスタンス「A8」「 A9」を追加し、同日から正式に提供を開始した。

 A8とA9は、通常のサービスよりも処理能力を高めるため、より高速なCPU、多数の仮想コア、大量のメモリ、40GbpsのInfiniBandネットワークを搭載している。リモートダイレクトメモリアクセス(RDMA)技術によって、並列プログラミングの規格である「並列Message Passing Interface (MPI) 」アプリケーションの効率を最大限に高められるとしている。

 コンピューティング集中型インスタンスは、リスク管理や保険数理計算、CAE(Computer Aided Engineering)、レンダリング、科学技術計算、創薬研究など、非常に高い数値計算能力とネットワーク能力が求められるアプリケーションの実行に最適だとしている。

 価格は以下の表の通り。


ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

  5. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]