住信SBIネット銀、ネットバンキング向け認証サービスを「IIJ GIO」に構築

山田竜司 (編集部)

2014-02-14 19:19

  住信SBIネット銀行は、ネットバンキングで提供する認証サービス「スマート認証」をIaaS/PaaS「IIJ GIOサービス」上で運用している。インターネットイニシアティブ(IIJ)が2月14日に発表した。

 2月13日から提供されているスマート認証は、顧客がスマートフォンアプリをダウンロードして2つの経路で本人かどうかを認証する。スマート認証は、複数の異なる手段で認証する“マルチファクタ認証”方式。スマート認証では、IIJ GIO上にマレーシアのe-Lockが提供するマルチファクタ認証システム「The GRID Beacon」をIIJが実装した。

 ネットバンキングの不正ログインでは「中間者攻撃」が多くみられるという。中間者攻撃は、通信している2者の間に入り込み、盗聴や改ざん、パスワードなどを盗難する。スマート認証で中間者攻撃を防止できるとしている。

 住信SBIネット銀行は、利用者の増加に伴う認証システムの拡張性、金融機関での導入実績などからIIJ GIOを採用したという。

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