8.度を超えた喫煙
禁煙エリアでの喫煙は、他の問題行動に比べれば大したことはないと思えるかも知れないが、実際にはここに挙げるに相応しい行動だ。喫煙に関する議論が古くから続いているのにはそれだけの理由があるが、結局のところは健康の問題に集約される。周囲の非喫煙者に敬意を示し、ぜんそくや重いアレルギーを持っている人がいる可能性を意識すべきだ。それから、喫煙をするときには、「喫煙休憩」を取りすぎてはならない。仕事中にたばこばかり吸って、仕事を進めないというのは許されない。喫煙休憩は最低限にして、自分の肺を守った方がいいだろう。
9.スマートフォン中毒
不適切な時にスマートフォンを使うことは、癖にしない方がいい。これは、特にミーティングの際に言えることだ。スマートフォンでメモを取っているように見えないこともないだろうが、実際にはFacebookの近況をアップデートしていることの方が多いだろう。間違ったことはすべきではない。スマートフォンは会議室の外に置いてくるべきだ。また、職場の誰かが重要なことを話しているときに、スマートフォンやタブレットばかり見つめているべきではない。
10.遅刻ばかりする
これは場合によっては解雇の理由にもなりえるが、多くの場合、ミーティングやプレゼンテーション、駐車場での集合に毎回数分遅れることは、単なる迷惑な癖でしかない。筆者が大学院にいたころ、一緒に働いていたある監督は、役者の遅刻に対して非常に厳しい態度を取っていた。その監督は、キャストに10人の役者がいる場合、1人が5分遅れれば、すべての役者の時間が5分無駄になり、その無駄になった時間の分、全員が残ってその無駄になった時間を補うべきだと考えていた。この場合は例えば、通常のリハーサルの終了時間の後、50分間残らなくてはならなかった。これは厳しい対応だが、理解できる。遅刻は自分の時間だけでなく、自分や自分の仕事に依存している全員の時間を無駄にしてしまう。これには、同僚、顧客、上司など、あらゆる関係者が含まれる。
職場で過ごす時間は長い。その間、上記のような振る舞いを見せながら過ごすのは間違っている。誰もが、ほかの人から一緒に働きたい人であると思われたいはずだ。立ち止まって自分のどのような行為がほかの人に不快感を与えるかを考えれば、ここで挙げたような間違いは簡単に避けられる。
皆さんなら、どのようなリストを作るだろうか。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。