6月17日のダウ平均株価は、前日比27.48ドル(0.16%)高の16808.49ドル。IT企業の多いNASDAQ平均株価は前日比16.13ドル(0.37%)高の4337.23ドル。S&P 500は4.21ドル(0.22%)高の1941.99ドルだった。
IT分野の主要企業の動きは以下の通り。表の17社中、上昇したのは5社、12社が下落した。上昇率が最も高かったのは0.43%高のMicrosoft。下落率が最も高かったのは3.48%安の富士通だった。
0.12%、0.45%それぞれ下落したCisco SystemsとVMwareについて、投資情報サイト「Seeking Alpha」は「SDN(Software-Defined Network)領域でCiscoとVMWareが争っている」とのコラムを載せていた。
これによると、両社の戦いがSDN領域でますます激しくなっているとのこと。VMwareがネットワーク仮想化ソフトウェアである「NSX」のライセンスをチャネルパートナー経由で販売すると発表したことが引き金となったという。
10月にNSXプラットフォームを発表する前まで、VMWareの経営層はSDN製品によってCiscoとのパートナー関係を危うくするようなことはしないと伝えていたとのこと。
Seeking Alphaは、VMwareのNSXライセンスの平均価格が今後7~8%前後上昇し、それが株価を5%押し上げると予想。現在の株価95ドル前後から100ドルへの上昇を見込んでいる。
(出典:Google Finance www.google.com/finance)