弥生は7月7日、財務会計ソフト「弥生シリーズ」と外部アプリケ―ションなどを連携できるサービス「YAYOI SMART CONNECT」を発表した。Zaimの家計簿サービス「Zaim」、イー・アドバイザーのアカウント管理サービス「MoneyLook」、クラウドキャストの経費管理サービス「bizNote」、Twitterと、SaaS型財務会計サービス「やよいの白色申告 オンライン」の機能を連携する。
連携の第一弾として、Zaim、MoneyLook、Twitter、bizNoteとやよいの白色申告 オンラインを連携させる。Zaim、MoneyLookでは銀行明細やクレジットカード、電子マネーの取引データをやよいの白色申告 オンラインに取り込み、会計データへと自動変換する。TwitterではTwitter上に投稿した仕訳に関するツイートを、会計データに変換する。bizNoteではiPhoneからでも、やよいの白色申告 オンラインへの取引入力ができるようにした。
YAYOI SMART CONNECTは、銀行明細やクレジットカード、電子マネーなどの取引データを、連携する外部アプリケーション/サービスから取り込み、会計データに自動変換する機能を持つ。取引データを会計データ(仕訳データ)へ自動変換するエンジンは、ユーザーが仕訳をするたびに学習するため、使うほどに仕訳の精度が上がるとした。
仕訳を自動化することにより、煩雑な帳簿作成を容易にし、会計業務にかかる時間を短縮できるという。やよいの白色申告 オンラインだけでなく、弥生シリーズにも対応する予定とした。
7月31日から提供を開始する。

YAYOI SMART CONNECTの仕組み