米国CA Technologiesは7月7日、CA arcseveデータ保護事業を投資会社の米国Marlin Equity Partnersへ分割譲渡することで最終合意に達したと発表した。
この取引は、2015会計年度第2四半期に完了する見込みで、取引条件は非公開。全てのarcserveデータ保護事業は、非継続的事業として認識される。
arcserveは、企業がミッションクリティカルなシステムや、アプリケーション、データの可用性を確保できるよう支援するバックアップ/リカバリソフトウェアだ。
CA Technologiesは、2015会計年度ガイダンスを更新するためにForm 8-Kを提出し、特定の財務情報を報告した。この取引の財務的影響に関する詳細は7月23日、CA Technologiesの第1四半期の決算発表時に公開される。
CA Technologiesの戦略/企業開発担当 エグゼクティブ・バイス・プレジデントJacob Lamm氏は、以下のように述べている。
「CAは、arcserveの顧客、パートナー、arcserve事業部門社員に対して円滑な移行を保証します。ビジネスの集中分野を絞り、製品ポートフォリオを積極的に管理し、中核分野への投資を強化していきます。同時に、CAの企業成長戦略にとって非常に重要なグローバルパートナー戦略にさらに力を入れていきます」
Marlinのバイスプレジデント、Michael Anderson氏は、次のように話した。
「私たちは、長期的な価値を生み出すためarcserveに対し、戦略的且つ実務的なサポートを提供し、さらにはこの移行を通じて、CA Technologiesと密接に仕事ができることを大変喜ばしく思います」