Oracleは米国時間7月22日、ソーシャル分野およびマーケティング分野向けの新たなSoftware-as-a-Service(というよりも「Data-as-a-Service」)を発表した。
「Oracle Data Cloud」と名付けられたこのプラットフォームは、業務や顧客エクスペリエンスに関連する外部のデータソースをより活用するために、同社の既存のデータサービスと、最近買収したBlueKaiの「Audience Data Marketplace」を統合したものだ。
顧客は2つの選択肢を手にすることになる。1つ目は「Oracle Data as a Service for Marketing」(Oracle DaaS for Marketing)だ。これは、オフラインやオンライン、モバイルといった有効なデータソースから導き出される、匿名ユーザーレベルのデータを提供するというものだ。
Oracle DaaS for Marketingには、世界中から収集された10億以上のプロフィールに加えて、300以上のデータパートナーおよびアクティベーションパートナーのグループへのアクセスも含まれている。
2つ目は「Oracle Data as a Service for Social」(Oracle DaaS for Social)だ。これは構造化されていないデータに対して軸足を置いたものである。とはいえ、Oracle DaaS for Socialは4000万以上のソーシャルメディア系やニュースデータ系サイトから毎日7億件以上のソーシャルメッセージを収集し、そこからビジネス上のトレンドや洞察を導き出すよう設計されている。
Oracle DaaS for Marketingはサブスクリプションモデルを通じて既に提供されており、 Oracle DaaS for Socialは限られた範囲で徐々に展開されていく予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。