Oracleは8月にカリフォルニアで開催されるマイクロプロセッサのテクノロジカンファレンス「Hot Chips」において、次世代プロセッサ「SPARC 7」のアーキテクチャを公開する予定だ。
Oracleのシステム担当エグゼクティブバイスプレジデントであるJohn Fowler氏によると、この新しいチップアーキテクチャにはアクセラレーション機能とともに、セキュリティ上の信頼性を向上させる機能が組み込まれるという。
Fowler氏はシドニーで開催されたメディアとの電話会議で現地時間7月17日、「われわれは4年間で5つ目となるSPARCプロセッサを発表しようとしている」と米ZDNetに語るともに、「それは『7』と呼ばれるものになるだろう。現在われわれは『T5』および『T6』プロセッサを出荷しており、第7世代のプロセッサを発表しようとしている」と語った。
また同氏は、「チップ内に組み込んだ、データベースのアクセラレーション機能と、セキュリティ上の信頼性を向上させる機能のほか、われわれが成し遂げた極めて先進的なものについて詳しく説明する予定だ」とも述べた。
同社は2010年1月にSun Microsystemsを買収して以来、ハードウェアテクノロジ製品の幅を広げようとしており、Fowler氏の発言はそうした取り組みのなかから出てきたものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。