テラデータは12月3日、Apache HadoopのプロバイダーであるMapR Technologies(MapR)との技術統合とロードマップの連携、新規市場開拓の協業に関するパートナーシップの拡大を発表した。
ビッグデータ分析とマーケティングアプリケーションを扱うテラデータは、自社製品である「Teradata Unified Data Architecture」とMapR製品とのディストリビューション統合、最適化を両社で共同して進める。
さらに今回の合意では、テラデータによるMapR、プロフェッショナルサービスおよび保守サポートに関する再販と、Teradataの製品とMapRの製品の両方を利用する顧客向けに、窓口を一元化した。また、システムを横断して、処理の最適化と簡略化の両方を行なう「Teradata QueryGrid」や「Teradata Loom」などの集約機能は、MapRと直接統合される。
テラデータは、安定性と使いやすさを提供するHadoopディストリビューションとして高い評価を受けているMapRとのパートナーシップの拡大で、ユーザーの選択肢を増やし、分析イノベーションを推進するとしている。