Microsoftの「Azure RemoteApp」サービスの一般提供が米国時間12月11日から開始される。このサービスを利用することでユーザーは、クラウド内に「Windows」アプリを配備しておき、さまざまなデバイスからそうしたアプリにアクセスできるようになる。
Microsoftは5月に開催した「TechEd North America 2014」でAzure RemoteAppのプレビュー版(開発コード名:「Mohoro」)を披露していた。同社は12月4日、Azure RemoteAppの一般提供が12月11日から開始されることを明らかにしている。プレビュー版を使用している既存顧客のサブスクリプションは、その日をもって30日間の無償トライアルへと自動的に移行する。
Azure RemoteAppは12月11日から、利用した分だけ支払う料金方式(pay-as-you-go)のサービスになり、2015年2月1日からは、ボリュームライセンス/Azureの料金プランを通じてAzure RemoteAppを購入するというオプションも用意される。
Azure RemoteAppによって、ユーザーは「Microsoft Office Professional Plus 2013」を含む会社のアプリに、「iOS」や「OS X」「Android」、Windowsを搭載した機器を使ってどこからでもアクセスできるようになる。「Windows Phone」向けのリモートデスクトップアプリ「Microsoft Remote Desktop」のプレビュー版もアプリストアで公開されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。