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アクセス管理などSaaS型セキュリティが2桁成長--IDC調査

山田竜司 (編集部)

2015-01-06 13:33

 IDC Japanは1月5日、ソフトウェアとアプライアンスを含むセキュリティ製品市場の調査結果を発表した。2014年は前年比4.7%増の2582億円、2013~2018年の年平均成長率(CAGR)は4.0%、2018年には3004億円に拡大すると予測する。

 2014年のセキュリティソフトウェア市場は、アイデンティティ/アクセス管理とエンドポイントセキュリティ、ネットワークセキュリティ、セキュリティ/脆弱性管理で需要が高まり、前年比4.1%増の2140億円と推定している。同市場の2013~2018年のCAGRは3.9%、市場規模は2013年の2056億円から2018年には2485億円になると予測した。

 2015年以降は、クラウドサービスやモバイル端末の利用拡大、巧妙化する標的型攻撃の増加とサイバーセキュリティ基本法施行によるセキュリティ対策への取り組みから、アイデンティティ/アクセス管理とエンドポイントセキュリティ、セキュリティ/脆弱性管理への需要が拡大するとみる。

 ソフトウェア市場に含まれるSaaS型セキュリティソフトウェア市場は、アイデンティティ/アクセス管理とエンドポイントセキュリティ、ウェブセキュリティで需要が高まり、2014年の市場規模は前年比12.5%増の121億円と推定している。

 2015年以降は、標的型サイバー攻撃に対するマルウェア対策や運用管理負荷の軽減、事業継続を目的としたニーズが高く、SaaS型への需要が拡大するとした。2013~2018年のCAGRは11.6%、市場規模は2013年の108億円から2018年には186億円になると予測している。

 2014年のセキュリティアプライアンス市場は、不正侵入検知システム(IDS)や不正侵入防止システム(IPS)、統合脅威管理(UTM)で需要が高く、前年比7.5%増の442億円と推定した。2015年以降も標的型サイバー攻撃への対策需要は継続して高く、多層防御を備えたUTM製品やIDS/IPS製品が市場をけん引するとした。

 また、メールやウェブを経由して未知の脆弱性を狙ったゼロデイ攻撃も増えているため、サンドボックスのエミュレーション技術などを使った非シグネチャ型マルウェア対策アプライアンス製品への需要も高まるとみている。市場全体の2013~2018年のCAGRは4.8%、市場規模は2013年の412億円から2018年には520億円に拡大すると予測している。


2013~2018年国内情報セキュリティ製品市場 セグメント別売上額予測(IDC提供)

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