スマートフォンとタブレット、およびPCで「ほぼ妥協のない体験」を約束するMicrosoftは米国時間1月21日、発売予定の「Word」「Excel」「PowerPoint」のユニバーサルアプリのデモを行った。
これらの新しい「Office」アプリは「Windows 10」向けに設計されており、タッチ操作を想定して開発された。スマートフォン版とタブレット版のWindows 10に搭載される予定だ。Microsoftは、特にPCのパワーユーザーを対象とする「Win32」アプリの開発も継続して行う。
MicrosoftのOSグループ担当バイスプレジデントを務めるJoe Belfiore氏の説明によると、これらのユニバーサルアプリはさまざまなモバイルデバイスで、「高度にリッチ、高度に包括的で、一貫したOffice体験」を提供するという。
例えば、「Reflow」閲覧オプションは、モバイルデバイスでの閲覧向けにWord文書を最適化する。一方、おなじみのOfficeリボンはアプリバーに組み込まれており、ユーザーはPC版で慣れ親しんだすべてのツールをPC版と同じ場所で見つけることができる。
ほかにも注目すべきことがある。最近開いた文書のリストは複数のデバイス間で同期されるため、タブレットで作成を開始したファイルをすぐにPCで開いて編集することもできる。
PowerPointでは、おなじみのスライドアニメーションとトランジションを利用できるので、最近発売された「Windows」スマートフォンやタブレットを使えば、PCを使う場合と同じくらいスムーズにプレゼンテーションを行うことが可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。