NTTPC、複数クラウドとの閉域接続サービス--Azureへの接続サービスを提供

山田竜司 (編集部)

2015-02-27 15:30

 エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ(NTTPC)は企業ネットワーク と複数のクラウドを閉域網でつなぐ「Master'sONE インタークラウドネットワーク」 (インタークラウドネットワーク)を開発。「Microsoft Azure」への接続サービス (ダイレクト接続 for Azure)を3月2日から提供する。

 インタークラウドネットワークとは、複数のクラウドを組み合わせて利用できる、柔軟性かつ拡張性を備えたサービス。企業ネットワークやデータセンター、複数のクラウドとシームレスに接続可能という。

 ネットを経由せず、閉域上に複数のクラウドを組み合わせて利用でき、複数のクラウド利用に便利なインテグレーション機能も合わせて提供する。クラウド間でのデータ連携や、複数クラウドのログ管理などが可能であり、利便性が向上するとともにクラウドセキュリティを強化できるとした。

 顧客拠点やデータセンターからクラウドに接続するためのアクセス回線として、ギャランティ接続、ベストエフォート接続、モバイル接続、M2M接続などを利用可能としている。

  接続できるのはAzureのほかに、すでに提供している「Amazon Web Services」や NTTコミュニケーションズの「Bizホスティング」、セールスフォース「Salesforce1 Platform」、NTTPCコミュニケーションズ「NTTPCクラウド」。IBM「SoftLayer」も予定している。

 クラウドのインテグレ―ション向けには「アプリケーションデータ連携」「一元監視サービスデスク」「シングルサインオン「アクセスログ集中管理」「暗号化データ保管」などのサービスを提供する。


Master'sONE インタークラウドネットワーク

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  3. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

  4. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  5. セキュリティ

    急増する工場システムへのサイバー攻撃、現場の課題を解消し実効性あるOTセキュリティを実現するには

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]