エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ(NTTPC)は企業ネットワーク と複数のクラウドを閉域網でつなぐ「Master'sONE インタークラウドネットワーク」 (インタークラウドネットワーク)を開発。「Microsoft Azure」への接続サービス (ダイレクト接続 for Azure)を3月2日から提供する。
インタークラウドネットワークとは、複数のクラウドを組み合わせて利用できる、柔軟性かつ拡張性を備えたサービス。企業ネットワークやデータセンター、複数のクラウドとシームレスに接続可能という。
ネットを経由せず、閉域上に複数のクラウドを組み合わせて利用でき、複数のクラウド利用に便利なインテグレーション機能も合わせて提供する。クラウド間でのデータ連携や、複数クラウドのログ管理などが可能であり、利便性が向上するとともにクラウドセキュリティを強化できるとした。
顧客拠点やデータセンターからクラウドに接続するためのアクセス回線として、ギャランティ接続、ベストエフォート接続、モバイル接続、M2M接続などを利用可能としている。
接続できるのはAzureのほかに、すでに提供している「Amazon Web Services」や NTTコミュニケーションズの「Bizホスティング」、セールスフォース「Salesforce1 Platform」、NTTPCコミュニケーションズ「NTTPCクラウド」。IBM「SoftLayer」も予定している。
クラウドのインテグレ―ション向けには「アプリケーションデータ連携」「一元監視サービスデスク」「シングルサインオン「アクセスログ集中管理」「暗号化データ保管」などのサービスを提供する。
Master'sONE インタークラウドネットワーク