リバーベッドテクノロジーは1月22日、WAN最適化専用機(アプライアンス)の新モデル「Riverbed SteelHead CX 70」シリーズを発表した。ハードウェアのフォームファクタを刷新した。
SteelHead CX 70はソリッドステートドライブ(SSD)をベースのアーキテクチャにしてメモリを二重化、処理能力を増強してハードウェアを全面的に刷新しているという。ソフトウェアとして2014年11月に発表した「Riverbed SteelHead 9.0」と「Riverbed SteelCentral AppResponse 9.5」を搭載している。
SteelHeadは、WANの最適化や高速化を担うソフトウェア。SteelCentral AppResposeは、管理機能のSteelCentralの一機能。最新版のSteelHead 9.0はオンプレミスやパブリッククラウドのSaaSなど1100以上のアプリケーションを認識できるようになっている。
SteelHead 9.0とSteelCentral AppRespose 9.5と統合したSteelFlowはオンプレミスとオフプレミスの両方のアプリケーションの性能を可視化する。ハイブリッドクラウド環境で活用されるアプリケーションのどこがボトルネックになっているのかを把握して、性能を向上させることができるとしている。サービス向けのWANキャパシティを最大で5倍増強できるという。
暗号化通信のSSL/TLSプロトコルを使用して最適化された接続を100%サポートし、今日のアプリケーションのトランスポートセキュリティ要件に対応できるとも説明している。