Appleが「OS X Yosemite」搭載「Mac」向けに「OS X Yosemite 10.10.2」をリリースした。
Appleによると、このアップデートを適用することで、以下の問題が修正されるという。
- Wi-Fi接続が解除される問題を修正
- ウェブページの読み込みが遅くなる問題を修正
- 「Mail」の設定でリモートコンテンツの読み込みを無効にしても、「Spotlight」でメールのリモートコンテンツが読み込まれてしまう問題を修正
- Bluetoothヘッドホン使用時のオーディオとビデオの同期を改善
- 「Time Machine」で「iCloud Drive」を閲覧できる機能を追加
- 「VoiceOver」の読み上げ性能を改善
- ウェブページでのテキスト入力時にVoiceOverが文字をエコーする問題を修正
- 入力プログラムの言語が突然切り替わる問題を修正
- 「Safari」の安定性とセキュリティを改善
今回のアップデートには、マルウェアが「Thunderbolt」ポート経由でMacに注入される「Thunderstrike」脆弱性のパッチなど、複数のセキュリティフィックスも含まれる。
Googleの「Project Zero」研究プログラムが発見したほかの3つの脆弱性を修復するフィックスも含まれる。
今回のアップデートは、リリース時から長期間にわたってYosemiteを悩ませてきたWi-Fiバグの修復にも取り組んでいる。Appleは前回のパッチでこの問題の修正を試みたが、失敗に終わった。そのため、今回のアップデートでこのバグが遂に修復されたのかどうかは、時間が経ってみなければ分からない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。