偽の「死のブルースクリーン」でだます--巧妙な不正広告が出現

Charlie Osborne (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2015-09-30 10:26

 セキュリティ企業Malwarebytesのチームは米国時間9月28日、新たな不正広告活動を確認したと同社ブログで発表した。この活動は、「Microsoft Windows」に何らかの異常が発生した際に表示される「死のブルースクリーン」(Blue Screen of Death:BSOD)を模したページを表示するという巧妙なものとなっている。

 この活動の背後にいる犯罪者グループは、人々をだますためのソーシャルエンジニアリング技術としてBSODを利用している。Malwarebytesによると、このグループはGoogleの「AdWords」で、「YouTube」といった人気のある検索語を指定し、検索結果ページの上部にある広告枠に自らの偽広告を表示するという。ユーザーがその偽広告のリンクをクリックすると、YouTube本来のURLではなくBSODそっくりの画像が表示されるウェブページに移動するようになっている。

 そのページには、BSODの問題を解決するために、無料の「ヘルプライン」に電話をかけるようにという指示が書き込まれている。そしてユーザーが電話をかけると、Windowsのサポート担当者を装った攻撃者から高額な、そして存在しない「サポートパッケージ」の購入を勧められ、199ドルから599ドルのお金をだまし取られるというわけだ。


 Malwarebytesによると、多くのオンライン犯罪者はこの程度にとどまらず、IDを盗んで銀行預金を根こそぎ奪おうとすることも度々あるという。

 ユーザーを詐欺ページに誘導するためのドメインは少なくとも2つあり、そのIPアドレスはアリゾナ州のものとなっている。

 この活動の存在はGoogleに報告され、同広告はその後すぐに撤去されている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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