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英銀行大手Royal Bank of Scotland、「Facebook at Work」を全従業員10万人対象に導入へ

Steve Ranger (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2015-11-02 11:51

 大半の企業が従業員による業務時間中のFacebook利用に難色を示している中、英国スコットランドに本社を置くRoyal Bank of Scotland(RBS)は、全従業員に業務中のFacebook利用を義務づけようとしている。RBSが導入を発表したのは、Facebookの業務用バージョン「Facebook at Work」である。

 RBSは2015年7月からFacebook at Workの試験導入を開始しており、まず2016年3月末までに従業員3万人が、そして同年末までに全従業員10万人がFacebook at Workの利用を開始する予定となっている。

 Facebook at Workは業務利用に特化したSNSである。外観や操作性は通常のFacebookを踏襲しているが、利用者はプライベートの写真や近況を友達と共有して「いいね!」を付け合う代わりに、写真の投稿、グループやイベントの作成、業務用プロフィールの更新、同僚へのプライベートメッセージの送信などができる。

 現在、業務用のコラボレーションツールは市場に多数存在するが、どの製品も市場を独占するまでには至っていない。そうした中、プライベート用SNSで空前の大成功を収めたFacebookは、これを武器に業務用SNSの分野でも奏功することを狙っている。

 RBSによると、多数の従業員はすでに日常生活でFacebookを利用しており、Facebook at Workの試験導入に際しては、最小限のトレーニングで素早く習得したという。また、RBSは試験導入中に、従業員同士の作業が大幅に効率化され、顧客への回答が迅速化され、作業中の同僚に関する情報が明確化され、優れたアイデアの発案が増加したと述べている。

 なお、Facebook at Workは業務利用を想定したSNSなので、社内で共有された情報のセキュリティが重視されている。Facebook at Workのアカウントは、従業員がプライベートで利用するFacebookのアカウントとは分離されており、Facebook at WorkでRBSの従業員間で共有された情報へのアクセスは社内の従業員だけに限定されるとRBSは述べている。

 RBSの最高総務責任者であるSimon McNamara氏は、「私自身も試験導入中のFacebook at Workを利用しているが、その利便性は極めて優れていると感じている。Facebook at Workにより、多種多様なプロジェクトに関して、安全かつ迅速に情報やアイデアをチーム全体で交換できるようになった」と述べている。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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