テンダは、ビジネス向けグループチャットサービス「Gring(グリン)」を3月18日から提供している。PCだけでなくタブレットやスマートフォンにも対応。PCではブラウザから、タブレットとスマートフォンは専用アプリから利用できる。税別料金は1人につき1カ月で248円。最低25人からの利用で、契約期間は1ヵ月から。
エンドユーザーは、1つのIDとパスワードで全ての端末にログインでき、データはクラウド上で管理されているため、デバイス間で完全に同期される。会話内容やToDo、添付ファイルの横断検索にも対応している。
エンドユーザーは自分のToDoはもちろん、依頼したToDoの状況も一目で把握できるようにもなっている。さかのぼれるログデータに制限がなく、途中から参加したチャットグループのログもさかのぼれるようにもなっている。自分のアップロードしたファイル、グループにアップロードされたファイルも管理できるという。
スタンプも利用できる。キャラクターは6種類。スタンプは200種類で「お疲れさま」「了解しました」「メールしました」など業務上使われる頻度の高い表現を集約。送られてきたメッセージに“あとで返信”のマークを付けることで、後で返信リストへ自動的に未返信のメッセージが貯まり、返信忘れを防止できるという。
デスクトップ通知機能は、送信者がメッセージの受信等を受信者のPC画面上に通知でき、かつメッセージの受信者を指定可能。受信者のPCの画面上には「更新がありました。」といった文章が画面の右下に表示される。送信者が受信者のスマートフォンにメールを送る際、受信者のスマートフォンの音を鳴らすか鳴らさないかを設定できる。一定時間見ていない未読のメッセージもメールで知らせる。
管理者向け機能としては、エンドユーザーの氏名や所属部署、アドレスなどを管理するユーザマスター管理、請求書発行、Gringの支払決済などがある。社外とのコミュニケーションも利用でき、1チャットグループにつき10人まで招待可能。エンドユーザーのログイン数や発言数、利用時間帯など、Gringの活用状況を把握、分析する機能も提供している。エンドユーザーのマスターデータはCSVで書き出し、読み込みに対応。エンドユーザーを一括でメンテナンスできるとメリットを説明している。
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