Salesforceの最高経営責任者(CEO)であるMarc Benioff氏は、必要以上の数のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の管理に圧倒されてしまったようだ。
Beinoff氏は今週、技術ブロガーRobert Scoble氏とのツイートのやりとりを通し、Dreamforce(サンフランシスコでSalesforceが毎年主催しているイベント)の直後にFacebookアカウントを削除したことを明らかにした。
同氏はツイートに「その通り、FBは中断している」「Dreamforceが終わってからTWTRとFBで最新の状態を保つのが大変になり過ぎた。減らす必要があった」と書き、Scoble氏から、Facebookのアカウントを削除せずにしばらく放置すれば良かったのではないかという指摘に対しては、「とにかく、多すぎだ。シンプルにして平穏を手にしたい」と述べた。
大したことのないニュースかもしれないが、Benioff氏の決断からは、ソーシャルメディアをよく利用する人、とりわけ著名人にとって、(ソーシャルメディアを管理する)負担がいかに増しているかが浮き彫りになったとも言える。
Benioff氏のファンにご安心いただきたいのは、同氏が今もTwitterではかなりアクティブである点だ。Benioff氏はTwitterのアカウントを使って 同性婚の支持を訴えたり、サイバーセキュリティ関連法案に異論を唱えたり、著名人と交流したりしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。