SAPの最高経営責任者(CEO)Bill McDermott氏が、7月に階段から転落する事故に遭い、左目を失明したことを明らかにした。CEOの座にはとどまるという。
ドイツの経済誌WirtschaftsWocheによると、McDermott氏は7月、米国滞在中に、水の入ったグラスを持ったまま階段から転落したという。
McDermott氏は同誌の取材に対し、SAPのCEOを続けられる強い自信があると述べている。
その一方で、SAPの役員会は詳細を明らかにしていないものの、後継者の検討をしていたも、同誌には書かれている。
McDermott氏は10月には飛行機での移動が可能になり、同月の初めにはドイツのヴァルドルフにあるSAP本社に戻る予定だ。
SAPの会長であるHasso Plattner氏は同誌に対して、McDermott氏は重傷を負い、「出血多量で死ぬ寸前であった」と語っている。
McDermott氏は事故の詳細をFacebookでも明かしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。