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IT部門に頼らずデータセットを入手できる分析用EAIソフト--データビークル

山田竜司 (編集部)

2016-02-02 14:22

 データビークルは1月29日、電通やアプレッソ、takram design engineeringと共同開発したSaaS型のデータ連携(EAI)ソフト「Data Ferry」を5月9日から発売すると発表した。1ユーザーの税抜価格は月額40万円を予定し、初年度の目標は20社。

 Data Ferryはデータ分析作業を前提にデータを変換するEAIソフト。プログラミングなしで利用者が必要なデータを必要なタイミングで入手できることを目指している。さまざまなアダプタによるデータ収集やファイル結合、集計、クレンジング、サンプリングなどの機能を持ち、分析用のデータセットを作成できる点が特徴という。

 Data Ferryの独自のデータベースに企業が持つリレーショナルデータベース(RDB)やファイルサーバにあるExcelのデータ、外部データなどを収集する。データを結合する際は複数のデータソースの類似項目を自動的に取りまとめる機能を持つ。

 “データ分析専用”のEAIであるため、マスタデータなど従来は困難だったファイルの変換、個人情報保護のための暗号化、データのよごれや揺れの検知機能などデータ分析の現場が欲しかった機能が搭載されているとした。さらにユーザーインターフェース(UI)は電通やtakram design engineeringと連携し、直感的な操作を目指す。


Data Ferryの連携イメージ

 データビークル 代表取締役社長の油野達也氏は、これまで社内外に散在するさまざまな形式のデータを入手する場合、プログラムを構築するか、ITエンジニア向けツールを利用する必要があったと指摘。即時のデータ分析を必要とするマーケティング部門やIoTデータ利用のニーズを持つ製造部門などでは、従来のツールでは時間もコストもかかりすぎることが課題だったと開発理由を明かした。ターゲットを「情報システム部門以外」と打ち出し、同社のSaaS型の分析ツール「DataDiver」と連携することで、プログラミングや統計などの専門知識なしでもデータ分析が可能な環境を整えるとした。

 Data Ferryは、国内EAIとして販売実績を多く持つ、アプレッソの「DataSpider Servista」を基に開発されている。パートナーにアプレッソを選んだ理由として「改造要求に耐えれること」「エンジニアの技術」「海外で実績をもつファクトリー耐性」の3つを挙げた。アプレッソ代表取締役の小野和俊氏は「全力でサポートしていく」とし、アプレッソの親会社であるセゾン情報システムの海外での展開実績や、エンジニアが就業時間内に自由に使える時間を20%程度設けることでエンジニアの技術力を磨いていることなど、データビークルのパートナーに選ばれた理由を語っていた。


データビークルの代表取締役社長の油野達也氏(左)とアプレッソ代表取締役社長(右)の小野和俊氏

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