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大成建設、モバイル端末で設計情報を共有する「T-BIM クラウドビューワ」発表

NO BUDGET

2016-02-12 17:16

 大成建設は、設計情報(BIMデータ)をクラウド上で一元管理し、さまざまな端末で共有できるようにする「T-BIM クラウドビューワ」を構築した。同システムにモバイル仮想化技術やクラウドサービスなどのインフラを提供する日本IBMが2月12日、発表した。

 建設プロジェクトの推進にはプロジェクト関係者間で効率的な情報共有が必要だが、(1)データ量が膨大なので操作に高性能なコンピュータが必要、(2)データの取り扱いに際して高い機密性が求められるーーなどの運用上の課題があったという。

 T-BIM クラウドビューワでは、「IBM MobileFirst」のインフラサービスの1つ「IBM Mobile Virtualization Services」とIaaS「SoftLayer」を組み合わせることでこれらの課題を解決している。

 IBM Mobile Virtualization Servicesのモバイル仮想化技術は、プログラム実行などの機能を利用者の端末から切り離し、すべての処理をサーバ側に集中させ、画面出力を端末に転送する方式。

 これにより、端末側では画面情報だけを扱うため、タブレットなどのモバイル端末でも利用できる。またSoftLayer上で高性能な画像処理プロセッサ(GPU)を利用することが可能なので、画像処理プロセッサを搭載する高性能機器を用意しなくても、設計情報の処理、画面情報の高速転送を実現する。

 このインフラに用いて構築されたT-BIM クラウドビューワは、モバイル端末から利用できるため、オフィスや建設現場など場所を問わず簡単に利用できるメリットがある。また、端末側では設計データを保持せずに高いセキュリティ性を担保する。企画段階での設計データは顧客にとって機密性の高い情報であり、モバイル利用環境でセキュリティーを担保することも、当システムの重要な要件の1つとなっていた。

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