Slack、2億ドルのベンチャー資金を調達--評価額は38億ドル

Natalie Gagliordi (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)

2016-04-04 11:31

 企業向けコラボレーションプラットフォームを手がけるSlackは、投資後評価額38億ドルで2億ドルのベンチャー資金を調達したことを明らかにした。

 この資金調達ラウンドはThrive Capitalが主導し、GGV CapitalとComcast Venturesのほか、Slackの既存の投資家が参加した。後者には、Accel、Social Capital、Spark Growth、Index Venturesによる新たな大規模投資が含まれる。

 サンフランシスコを拠点とする新興企業のSlackが調達した資金は、2014年4月以降の合計が5億4000万ドルに達した。

 Slackの共同創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるStewart Butterfield氏は、次のように述べている。「これまでと同様、われわれはこれを機に、今後も野心的な成長計画を遂行し続ける中でリーダーとしての地位をさらに揺るぎないものにしていく。今回の資本は手持ちの資金を補強するとともに、妥協のない長期的な戦略的展望によりいっそう力を注げるようにするものだ」

 Slackによると、米国時間4月1日時点で同社のアクティブユーザーは1日あたり270万人、有料ユーザーは80万人、従業員は430人だという。顧客には、CenturyLink、CBS、Dow Jones、米連邦航空局、ハーバード大学、サムスン、米国務省などが名を連ねる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]