グーグルの機械学習システム「TensorFlow」、分散コンピューティングに対応

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2016年04月14日 11時13分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Googleは米国時間4月13日、オープンソースの機械学習システム「TensorFlow」をアップデートしたと発表した。今回リリースされた「TensorFlow 0.8」では、分散コンピューティングがサポートされ、複数のマシンを同時に活用した訓練が可能になっている。

 TensorFlowは、学習プロセスの高速化を目的として、既に数多くのマシンで利用されている。分散コンピューティングのサポートは、ユーザーからの要望が最も多かった機能の1つだ。

 Googleは2015年11月にTensorFlowをオープンソース化した。その時以来、TensorFlowは2015年のGitHub上で最も多くフォークされたプロジェクトとなり、最も普及している機械学習フレームワークとなっている。

 同社ブログには、TensorFlow 0.8によって、ある種のモデルでは学習プロセスが数週間単位から数時間単位に高速化されると記されている。

 TensorFlow 0.8は、高パフォーマンスな「gRPC」ライブラリを介して分散処理を実行する。また、機械学習プラットフォーム「Google Cloud Machine Learning」とも連携する。

 同社はまた、学習プロセスを加速するための分散型の訓練ツールも公開した。今回リリースされたTensorFlow 0.8には、分散モデルを定義するライブラリとともに、Python向けのツールライブラリも含まれている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]