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「SAS Global Forum 2016」開幕、次世代アーキテクチャやIoT向けなどを発表

藤本和彦 (編集部)

2016-04-20 18:58

 SAS Instituteは、4月18~21日に米国ラスベガスで年次カンファレンス「SAS Global Forum 2016」を開催している。19日のオープニングセッションでは、共同創業者で最高経営責任者(CEO)のJim Goodnight氏が登壇した。

Jim Goodnight CEO
Jim Goodnight CEO

 1976年創業のSASは2016年で40周年を迎えるということで、Goodnight氏はプロセッサやストレージなどをはじめとするハードウェア、ソフトウェアの過去40年の歩みに触れながら、ITの進化がアナリティクスに大きな影響を与えていることを力説した。

 また、昨今ますます厳しさを増しているサイバーセキュリティ、IT化が進んでいるカスタマーインテリジェンスについても、SASはさまざまな選択肢を提供していると強調。今後の40年に関しては、次世代のSASユーザーを育てるために教育向けの施策をこれからも強化していくと説明し、ますますの成長を印象付けた。

 19日のオープニングセッションにあわせ、以下の3つの製品を新しく発表した。

SAS Customer Intelligence 360

 「SAS Customer Intelligence 360」は、カスタマーインテリジェンス製品の最新版。ウェブとモバイルの行動データからレポーティングとインサイトを提供する「SAS 360 Discover」とデジタルカスタマージャーニーの作成、オーケストレート、最適化が可能な「SAS 360 Engage」という2つのモジュールで構成される。

 Amazon Web Services(AWS)を基盤にSaaSで提供する。エンタープライズからスモールビジネスまで利用可能だとしている。追加のモジュールや機能は2016年内に提供予定。

 デジタルマーケティングハブとして、さまざまなチャネルのデータを一元化し、リアルタイムで顧客のニーズを導きだし、カスタマーエクスペリエンスを向上するためのツールだ。

SAS Viya(バイヤ)

 「SAS Viya」は次世代アナリティクスアーキテクチャであり、オープン標準の採用とクラウドベースであることが最大の特徴だ。

 シングルプラットフォームで分析ライフサイクルを一元管理する統合性、パブリックAPI、Python、Lua、Java、REST APIをサポートするオープン性、スモールスタートしてスケールするシンプルさとパワフルさ、スケーラビリティとマルチクラウドに対応したクラウド対応――の4つを特徴とする。

 ビジュアルデータ探索の「SAS Visual Analytics」、予測モデルを開発する「SAS Visual Statistics」、プロセス改善や不正検知などを調査する新製品「SAS Visual Investigator」、データマイニングと機械学習の新製品「SAS Visual Data Mining and Machine Learning」の各アナリティクス製品が第1弾として対応する。

SAS Analytics for IoT

 「SAS Analytics for IoT」は製造、小売り、エネルギーなど、モノのインターネット(IoT)の活用が期待される業界向けに提供するパッケージ製品である。

 具体的にはVisual AnalyticsやVisual Statistics、複合イベント処理(CEP)ソフトウェア「SAS Event Stream Processing Engine」とコネクタ類をバンドルして提供する。

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