編集部からのお知らせ
Pick up! ローコード開発の行方
「これからの企業IT」の記事はこちら

WordPress、7月に発見された深刻な脆弱性を修正

Charlie Osborne (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2016-09-12 10:21

 WordPressは米国時間9月7日、同社のコンテンツ管理システム(CMS)で発見された深刻な脆弱性に対処するアップデートを公開した。同社はウェブ管理者に向けて、すぐさまアップデートを実施するよう呼びかけている。

 「WordPress 4.6.1」とともに公開されたセキュリティアドバイザリによると、このアップデートはクロスサイトスクリプティング(XSS)を可能にする脆弱性と、パストラバーサル関連の不備という、2つの深刻なセキュリティ上の問題に対処しているという。

 XSSを可能にする脆弱性は、7月にオランダのセキュリティ関連コミュニティーが開催したバグ発見プログラム「Summer of Pwnage」において、SumOfPwnの研究者であるCengiz Han Sahin氏が発見したものだ。この脆弱性を悪用することで、攻撃者はある種の仕掛けを施した画像ファイルを作成してWordPressにアップロードするという手段によって、悪意のあるJavaScriptコードを注入できるようになる。

 この脆弱性を悪用すれば、遠隔地から悪意のあるコードを実行できるだけでなく、セッショントークンやログイン認証情報の奪取を含むさまざまな攻撃が可能になる。

 パストラバーサルに関する深刻な脆弱性は、アップグレードパッケージのアップローダ内に存在している。これは、WordPressセキュリティチームのDominik Schilling氏によって発見された。

 WordPressによると、これらの問題は4.6.1よりも前のすべてのバージョンに存在しているという。また同社は今回のアップデートで、「WordPress 4.6」に存在している15件のバグについても修正している。こういったバグには、サーバの設定時における電子メール関連の問題や、アイキャッチ画像(サムネイル)のプレビュー時におけるおかしな挙動、プラグインインストール時に発生する無限ループの問題などが含まれている。

 WordPress関連の脆弱性としてはこの他にも6月に、「WP Mobile Detector」プラグイン内でゼロデイ脆弱性が発見されている。その際には、同製品が稼働する1万以上のウェブサイトに危険が及んでいるとセキュリティ研究者らは警告していた。

 

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    ファイルサーバ管理のコツはここにあり!「無法状態」から脱出するプロセスを徹底解説

  2. クラウドコンピューティング

    社員の生産性を約2倍まで向上、注目の企業事例から学ぶDX成功のポイント

  3. コミュニケーション

    真の顧客理解でCX向上を実現、いまさら聞けない「データドリブンマーケティング」入門

  4. ビジネスアプリケーション

    デメリットも把握しなければテレワークは失敗に?─LIXIL等に学ぶ導入ステップや運用のコツ

  5. 運用管理

    ニューノーマルな働き方を支えるセキュリティ-曖昧になる境界に変わらなくてはならないデータセンター運用

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]