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Linux25周年--トーバルズ氏に聞く、誕生と進化の瞬間

Steven J. Vaughan-Nichols (ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2016-08-30 06:00

 カナダ・トロント発--Linuxが生み出されて25年が経過した。今ではMicrosoftがLinuxを受け入れ、あらゆるもの、本当にあらゆるものがLinuxに依存している。しかし、25年前はそのような状況ではなかった。Linuxの出自は、野望を持たない小さなプロジェクトだったのだ。

 Linuxの生みの親であるTorvalds氏が、筆者との一連のインタビューのなかでLinuxの来歴について語ってくれた。


カナダのトロントで開催された、Linux誕生25周年を祝うLinuxConでのLinus Torvalds氏。
提供:The Linux Foundation

——Linuxの本当の誕生日はいつなのでしょうか?誇りある父親として、いつだと考えていますか?MINIXのニュースグループにメッセージを投稿した1991年8月25日でしょうか?それともその後、少数の人たちにリリース0.01を送信した日(1991年9月17日)なのでしょうか?

 どちらもありだと考えています。

 ニュースグループへの最初の投稿(8月25日)は一般に向けて公開したものであり、今でも日付や時間を含むすべての内容を確認できます。一方、リリース0.01は一般に向けて公開したものではありません(興味を示した一部の人たちにのみ送信したものであり、その電子メールが今も残っているとは思えません)。リリース0.01の日付(9月17日)を確認するには、今だと現存しているtarファイル内のファイル日付を見ることになります。

 このためわたしは、両方とも誕生日だと考えています。また、どちらでもよいのです。

 ところで、一部の人たちはそれ以外にも誕生日があると主張しています。例えば、上述した日付よりも早い日として、公の場でLinuxについて軽く言及した7月3日があります。この時わたしはMINIXのニュースグループ上でPOSIXの標準ドキュメントに関する質問を投稿し、あるプロジェクトを実施している(Linuxという名前は出していません)と書いています。また、上述した日付よりも遅い日として、初めてLinuxを一般に向けて公開した10月5日があります。この時のバージョンは「バージョン0.02(既に+1(非常に小さな)パッチを適用済み)」となっていました。

 だから、これらのイベントすべてを祝うには、ケーキを4つ買う必要があるのかもしれません。

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