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ITとOTの融合を支える--HPEが差別化を図るエッジコンピューティング - (page 3)

末岡洋子

2016-12-15 07:30

 クラウドを利用しない理由について、PTCのコネクテッド製造担当部門バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めるHoward Hepplemann氏は「製造現場は実にミッションクリティカルであり、シグナルの遅延は許されない」と述べる。

 「工場内のデータから予測分析を行うためには、エッジでの処理能力が必要だ」と付け加えた。Edgelineは業界標準をベースとしていることから、それまでクラウドで動かしていたソフトウェアがそのままシームレスに動くという。

PTCのHoward Hepplemann氏(左)とHPEのTom Bradicich氏(右)
PTCのHoward Hepplemann氏(左)とHPEのTom Bradicich氏(右)

 エッジインテリジェンスはHPEの差別化要素となる。「エッジで処理することもできるし、クラウドに送って他のデータソースと組み合わせることもできる。エッジとクラウドのミックスも可能だ。この柔軟さはHPEだけ」とBradicich氏は述べた。

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