調査

青少年のスマホ利用、「学習目的」はほとんどなし:総務省

NO BUDGET 2017年04月08日 07時00分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 総務省は、3月31日、「平成28年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」を公表した。

 この指標は、全国の高等学校1年生相当の青少年、約1万4800人、89校を対象に実施した実態調査の結果を基にまとめたもの。調査は、青少年のインターネットリテラシーを可視化するテストと、インターネットなどの利用状況に関するアンケートで構成されている。

 可視化テストでは、平成28年度の全問正答率は67.2%。平成27年度と同一の問題・参加校で比較すると、正答率は68.9%となり、前年度正答率(71.0%)をやや下回った。

 スマートフォンの1日の平均利用時間は、平日・休日とも2~3時間が最も多い。また平日は68.4%、休日は85.2%の青少年が1日に2時間以上利用しており、他の通信機器と比べて利用時間が長い。

 約半数の青少年は一度も会ったことのないSNS上だけの友人がいる。11人以上いると答えた青少年は22.0%で、SNS上だけの友人の平均数は男子よりも女子の方が多い。

 フィルタリングサービスに関して、70.8%の青少年が「有用である」と回答、76.6%が必要性を認識している。しかし利用率は48.3%。

 利用時間のうちSNSが占める割合が6割程度を占める。その次に多いのが利用時間1時間未満の青少年では情報収集、1~3時間程度の利用者では動画視聴、4時間以上の青少年ではオンラインゲーム。一方「学習」目的での利用はほとんどなかった。

 同省では、フィルタリングの意義について理解している青少年や、フィルタリングを利用している青少年はリテラシーが高いとし、フィルタリングの必要性、意義などを青少年自らが考える機会を設けることが重要としている。また、スマートフォンやSNS利用に関する家庭のルールがある青少年は、リテラシーが比較的高いため、正しいリスク認識や家庭での話し合い・ルールづくりの促進、フィルタリングの意義などに対する保護者の意識の向上等が重要としている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]