Microsoftが、一般提供の開始まで待てないユーザー向けに、「Windows 10 Creators Update」の先行ダウンロード提供を始めている。
Microsoftでは2017年3月末の時点で、技術的知識の豊富なユーザーを対象に、米国時間4月5日からWindows 10 Creators Update(「1703」あるいは「ビルド15063」という名前でも知られる)の提供を開始することを明らかにしていた。先行提供は、「Windows 10 Update Assistant」ツール、または「Media Creation」ツールを用いて行われる(これらのツールは、「Enterprise Edition」および「Education Edition」では使用できない)。
一般ユーザーへの正式リリースは4月11日から始まり、数カ月をかけて徐々に進められる見込みだ。今回の主要アップデートも「Anniversary Update」のときと同様に、一時期に集中しないように調整されるため、時間がかかるとMicrosoftでは説明している。
同日、MicrosoftはMSDN/TechNet登録者を対象に、Creators Updateの最終リリース(Enterprise、Education、および「IoT Core」エディション向け)も提供した。筆者が情報筋から聞いたところでは、Volume License Service Center(VLSC)から「Windows 10」を入手したい人、あるいはそうする必要がある人は、Creators Updateがこのチャンネルに登場する5月1日まで待たなければならないようだ。
このCreators Updateの最終リリースをダウンロードするユーザーを対象に、Microsoftはいくつかの修正を含む累積的アップデートも実施している。
さらに同社は、同じく4月5日付で、Windows 10 Creators Updateソフトウェア開発キット(SDK)の最終バージョンもリリースした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。