予想以上に長い間待たされたが、「Surface Pro 4」の後継端末が満を持して登場した。しかし、その名称はSurface Pro 5ではない。事実上スペックは4.5なのだが、Surface 4.5という名称が与えられたわけでもない。世代を示すナンバリングは廃止され、名称は単にSurface Proとなった(同名の2013年発売のオリジナルモデルとは異なるので注意されたい)。
新型Surface Pro(写真左)。右はSurface Laptop
提供:Sarah Tew/CNET
それでは、Surface Proの何が新しいのだろうか?以下にこの端末の目玉のスペックを挙げていく。
- エッジが丸くなった本体部の厚さは8.5mm、重さは1.69ポンド(約767g)となり、以前よりも若干薄くなり、また、軽くもなった(しかし、Pro 4を隣に置いても違いはほとんど分からない)。
- 新しい第7世代の「Intel Core」プロセッサへの移行を果たした。Core m3、Core i5、そして、Core i7 Uシリーズから選択可能。
- Core m3とCore i5版はファンレス設計を採用。
- キックスタンドは以前のバージョンよりも端末を少し低い角度に下げることが可能。以前は150度だったが、Surface Proでは165度。
- スタイラス「Surface Pen」が改善され、筆圧感知レベルは1024段階から4096段階へ。
- 「Surface Laptop」と同様の色の新しいキーボードカバー。同じくアルカンターラ素材を採用。
- Microsoftによると、バッテリ持続時間は最長13.5時間に延びたという。
新型スタイラスは本体には付属せず、別途販売される。99.99ドルの「Surface Dial」も新型Surface Proで利用可能で、こちらも別売となる。
アルカンターラ素材をあしらったキーボードカバー「Signature Type Cover」は、プラチナ、バーガンディー、コバルトブルーの3色で、価格は159.99ドル。
Surface Proは6月15日に中国などで発売される。価格は799ドルから。ただし、Core m3の基本モデルに基本の黒いキーボードとSurface Penを加えると最低でも1027ドルとなる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。