クラウド通信企業のTwilioが、コミュニケーションアプリを構築するためのサーバレスプラットフォーム「Twilio Functions」を発表した。
Twilioの動きは、Amazon Web Services(AWS)の「Lambda」といったサーバレスサービスの成功を受けてのものだ。サーバレスは一般的に、コンピューティングリソースを抽象化し、開発者がサーバのプロビジョニングや拡張などの管理をせずに、コードに集中できるようになるという考え方に基づく。
Twilioによると、Twilio FunctionsはTwilio Runtimeの一部であり、ライブラリを含むランタイム環境、APIキー、資産ストレージ、デバッグのためのツールなどが含まれるという。
開発者はJavaScriptで関数を作成すれば、ロードテストや拡張といった作業はTwilio Functionsが実行する。
Twilio Functionsでは、毎月最初の1万リクエストまで無料で、その後1リクエストあたり0.0001ドルの料金が発生する。
![Twilio Functions](/storage/2017/05/29/36c77bd51f4863db77b03b8c4473714d/tw2functionsblog.jpg)
提供:Twilio
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。